<今月の予定>8月9日(日)は森重 昇さんのコンサートがありますので、バイブルクラスはお休みです。


***STUDY REPORTスタディーレポート***


このような内容で学びました。

「行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。」
テキストはマタイ10:1−15でした。
<概要> イエスは12使徒を集め、汚れた霊を追い出し病気を癒す権威を授け、イスラエルの人々の所に派遣し、『天の国は近づいた』と宣べ伝えるよう示唆した。

これらの個所は、私達の状況がどのようであり、それに対して神が何をされようとしているのか、その結果私達に何が起こるのかが書かれていると言える。
◆「失われた羊」とは?
羊飼いに守られて豊かな草を食べ安心して眠るのが、本来の状態であるとするならば、「失われた羊」とは、群れから離れてさ迷う羊、つまり、どうしたら幸せに到達するのか答えを持たず、満足と平安を得ていない人間の事である。人間は神を愛し、主として仰ぎながら平安で心豊かに生きるように創られたが、神から離れて苦難と葛藤の中を生きる様はまさに「失われた羊」なのである。
◆「天の国は近づいた」とは?
天の国とは愛の神が支配する所 状態であり、近づいたとはもう体験出来る状態になったということである。人が心を開いてイエスを受け入れ、神の愛に心が満たされるなら、私達はこの地上でも既に天の国を体験出来るのだと言っている。

さて、イエスはどのように述べ伝えてゆくか詳細に使徒達に教えている。受け入れず、言葉に耳を傾けない人々には・・・とそのような人々への厳しい裁きにまで言及している。
神の愛とは一人子をも与える程に大きく強く激しい愛であるが故に、厳しさも忘れてはならないと思う。今はたとえ神を否定していても、心の何処かで神がおられる事を知っていて、いよいよの時になると神に助けを求めるのが人間ではないだろうか。しかしやがて戸は閉じられる。いくら求めても悔やんでも 永遠に関係が絶たれる時が来る。この厳粛なる警告を謙遜に受け入れる者でありたいと思う。